さつき会ブログ

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私の散歩道:高浜運河―天王洲運河(その2-植物)

私の散歩道CM(0)

さつき会会員 C.F.さん(1965理)から「私の散歩道:高浜運河―天王洲運河(その1-鳥)」の続きを送って頂きましたので、ご紹介します。

先日、ユリカモメなどの鳥について書いたので、今回は植物篇です。

JR品川駅の東側に高浜運河とそれに続く天王洲運河があり、遊歩道・緑地があります。
立春の頃に天王洲運河遊歩道の港区民が植えている花壇に菜の花が咲き始め、春を告げます。

高浜運河1
左上:咲き始め 左下:満開  右:菜種

2月中旬には、天王洲テラスに河津桜が咲き始め、3月まで楽しめます。
高浜運河2

次は、桜の季節です。3月下旬に、高浜運河近くの品川フロントビルの染井吉野がよい枝振りです。
高浜運河3

染井吉野の次は、はなみずきです。港区の区の花になっています。高浜運河の遊歩道に咲きます。
高浜運河4

高浜運河の浜路橋と新港南橋の間の遊歩道にツツジが咲きます。2022年は特別きれいでした。
高浜運河5

天王洲運河の関山(かんざん)と普賢象(ふげんぞう)の八重桜が咲くと、桜の季節も終わりです。
高浜運河6-2

高浜運河7-2

梅雨の季節になると高浜運河、天王洲に紫陽花(あじさい)が咲きます。柏葉あじさい(白)、額紫陽花、その他の紫陽花が咲きます。
高浜運河8

2022年夏は、天王洲テラス、天王洲運河の百日紅(さるすべり)がきれいでした。白もあります。10月頃まで咲きます。
高浜運河9

梅雨が明けると、蝉の声がします。最近はクマゼミが優勢です。ミンミンゼミも聞こえます。アブラゼミが少なくなりました。夏の後半になると、つくつく法師が鳴きます。ヒグラシはいなくなりました。

お盆を過ぎると、草むらに、エンマコオロギなどの声が聞こえてきます。運河の遊歩道でも一瞬涼風が吹き抜けることがあります。「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかねぬる」 (藤原敏行 古今和歌集)を思い出します。

その頃になると、天王洲運河遊歩道の港区民の植えている花壇にひまわりが花盛りになります。

高浜運河10

11月下旬になると、天王洲のレストランRIDEの広場の欅(けやき)の紅葉が素敵です。
高浜運河11

他にも紹介しきれないぐらい、多くの花が咲きます。
運河は広々として、清々とした気分になります。コロナ禍以来、可愛い幼児を連れた散歩だけでなく、可愛い犬を連れた人が増えました。赤ちゃんや、犬とアイコンタクトするのも心が慰められます。

みなさまも是非おいでください。



☆ C.F.さん、ありがとうございました!
 (情報発信チーム)

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私の散歩道:高浜運河―天王洲運河(その1-鳥)

私の散歩道CM(0)

☆さつき会会員のC.F.さん(1965理)が投稿してくださった記事です。☆

JR品川駅港南口から東へ400 mほど歩くと、御楯橋(みたてばし)に来ます。階段を降りると高浜運河(河幅50 m)の遊歩道・緑地に来ます。両岸にあります。台風の高潮、地震の津波から街を守るための護岸を遊歩道・緑地に整備してあります。
一番の楽しみは、冬の渡り鳥です。10月下旬にユリカモメが来ます。シベリアやカムチャツカ半島などから遙々来るようです。

ブ-1

新港南橋下に芝浦水再生センターの排水口があり、ここに鳥が集まります。今年は10月24日に24羽来ました。翌日には100羽来ました。1月頃には200羽以上来ることもあります。夜眠るのは、東京湾の無人島のようです。11月頃だと、高浜運河には、朝6時半頃、群れで来て、夕方4時過ぎに帰って行きます。欄干に止まるのも好きで、そっと近づいても逃げません。雄雌の羽の色は違いませんが、幼鳥は、羽に薄茶色いはん点があるので、分かります。2月頃になると北帰行の練習か、数十羽が一斉に飛び立ち、数分上空を舞って、また水上に戻ります。1日に何回も行います。壮観です。4月頃になると成鳥は夏羽に変わり、頭が頭巾を被ったように黒くなり、4月下旬から5月上旬に、北国へ帰って行きます。

ブ-2

12月頃から、鴨類もやってきます。キンクロハジロ(水に潜るのが好きで、動作が可愛らしい)、ホシハジロ、オナガガモ(雄の姿が格好いい)、ヒドリガモ(雄の頭から嘴にかけてオレンジ色で、顔が可愛い)、ハシビロガモ(嘴の幅が広い)、コガモ、オカヨシガモ、スズガモ、時々マガモ、オシドリなどが来ます。鴨類は、雌雄で羽の色が違います。オオバン(黒く、額から嘴までが白い)も来ます。冬の間は、冬鳥を見るだけでも、楽しく過ごしています。ツグミも陸に少数来ます。春には、鶯の鳴き声も数回聞きます。季節を問わず、運河の上空を時々鳶が舞います。カワウもいます。運河にはボラなどの魚も沢山いて、カワウが数羽の群れで、狩りをするのもたまに見ます。魚を丸呑みします。
冬鳥が帰ってしまうと、次は5-6月のカルガモの雛の誕生ラッシュです。ピイピイ声が聞こえてきて、母鳥の後ろから泳ぐ姿が愛らしい。どこで生まれるのか、どこで夜を過ごすのか、いまだに突き止められません。カルガモは通年います。

ブ-3-1

天王洲運河(河幅70m)へ行くと、東京海洋大学の敷地の端(陸地)に、雲鷹丸 東京(UNYOMARU TOKIO)を展示しているのが見えます。3本マストの帆船です。帆がなくても姿が美しい。

ブ-4

お茶を飲むなら、天王洲には色々お店があります。お勧めは、港区側から天王洲ふれあい橋を渡った右側にある、T. Y. HarborのBread Worksです。美味しい小さいマロンパイとカプチーノで¥770です。コロナ前は¥500ぐらいだったと思うのですが、値上がりしました。水上レストランの建物もあるので、冬だと、目の前にユリカモメやキンクロハジロが泳いでいて、楽しいです。コロナ禍で外食を避けて過ごしていたので、2年8ヶ月振りに寄りました。その間もテイクアウトはしていたのですが。

ブ-5

次回は、植物について紹介します。

高浜運河 ( Google マップ )  
天王洲運河 ( Google マップ )

☆ C.F.さん、ありがとうございました。☆
 続きもよろしくお願いします。 (担当 Mikkie)


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