さつき会ブログ

さつき会イベント委員の有志が会員の皆さんと一緒に様々な情報をお伝えしていきます。           (※ブログ内の関連情報は、興味をお持ちの方にさらに深く知って頂くためのものです。さつき会として販売促進するものではありませんのでご了解ください。)

同人誌「TEA TIME」をご紹介します 

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今回はさつき会の友人から年に四回送られてくる同人誌「TEA TIME」をご紹介します。

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代表、ときえだひろこさんによれば、TEA TIMEの創刊は、お茶中&旧制高女の同窓同人誌でしたが、現在は同窓に限らず、さつき会会員や東京大学卒業生を含む筆者と定期購読者の有志が会員となってくださる桜木会季刊誌として、誌名にこめた創刊の理念を持続しつつ、新しい時代に合う文芸を、楽しもうとしている、とのことです。

和歌のリズムは田植え事始め歌が発祥

五 七 五 七 七で親しまれている和歌のリズムは、田植え事始め歌が発祥だそうです。

そもそもこの和歌リズムは、昔の人が早苗の束を手に、稲苗どうし支え合い雨風に倒されぬ一株として育つようにと願いつつ、一本ずつ丁寧に植えた、田植え事始め歌の発祥なれば、今の人も懐かしく感じるのかと思います。
稲の苗一本囲み三本を支えに植えて一株とする
苗四本一株植えの五・七・五・七・七拍が和歌に伝わる   (TEA TIME 2020秋号)
苗束の株立ち願い嵐にも耐え得る密に間を置き植える        (現代の田植機)
 桜木会は、東日本大震災の年の、田植えシーズンに第1回歌会を始め、2013年からTEA TIME(年刊)を復刊し季刊(上記)として発行しています。爾来ご寄稿・出版費分担者は50名近くになりました。
(お茶中同窓会報「みかかすは」最近号の記事 より抜粋)

さつき会会員の歌から

TIE TIME 2021 夏号から、さつき会会員の歌を選んでみました。お名前はあえて「詠み人知らず」とさせていただいています。

詠み人知らず その1

アルテミスその名の似合う友にして幼馴染の夫君を衛る

大和族物好きの果て大騒ぎオリンピックのパンデミックの

イリオモテヤマネコ離乳きっぱりと子猫に魚を獲るさま見せる


さくら3

詠み人知らず その2

サクラはもう咲いたでしょうか友と行く桜並木は五分咲きでした

ジューンベリーなっているので見に来てと友のメールにいそいそと行く

超絶技小6天才少年の 街ピアノ聴く買い物帰り

冬眠から目を覚ましたかトカゲちゃん青いシッポが今年もステキ


さくら2

詠み人知らず その3

雨上がり川面を下る花びらはさくらよさくら過ぎゆく春よ

朝日うけ皿にはじける水音が尖って響く補聴器ふしぎ

乳飲み子がつと眉上げてじっと見るそろそろ泣いていいのかしらん

祖父母から伯父叔母揃いお食い初めズーム画面に笑みがこぼれる

それぞれの2021年の心象風景が目に浮かんでくるようです。歌を詠むことの楽しさも伝わってきます。

同人誌「TEA TIME」について


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この文芸同人誌は春・夏・秋・冬、皆様のお茶の時間に、お話の中に入れていただきたく、発行しているものです。
筆者たちは日本語による創作を、世界の平和への祈願をこめ、毎日の暮らしの中で続けています。文芸ジャンルPoem, Essay, Novel, Scenario:PENSのどれでも、書くよろこび・たのしみ、読むたのしみ・よろこび、ご一緒に一服しながら、体験してまいりたく存じます。
周知のように、現代の地球人は、戦争による全体的破滅を避けねばならない(核兵器もてあまし)事態に至っています。幸いにも、古今東西に「ペンは剣よりも強し」の認識はあって、文芸の力がたいせつな時代です。
同じ平和への志をもつ皆様の、これまでのご愛読に深く感謝しております。今後さらに、未発表作品のご投稿をお勧め申し上げます。TEA TIME誌の出版ほか同人の活動についてお問合せなどは、桜木会(発行者)宛に、先ずは葉書でご一報を、随時お待ちしています。
                 ときえだひろこ
(TEA TIME 2021夏 通巻44号 後書 より)

TEA TIME
発行者 桜木会 代表 坂本喜杏・ときえだひろこ
発行所 株式会社冨山房インターナショナル
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-3
URL www.fuzambo-intl.com
連絡先 hmt-poet@nifty.com 桜木会

(担当:Giglio)


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竹山広を知っていますか~松村正直「戦争の歌」と共に

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本

1945年の広島、長崎の原爆投下から76年の歳月が流れました。今回は、被爆者で長崎の原爆を短歌に詠んで有名な竹山広の歌集「とこしへの川」をご紹介します。

くろぐろと水満ち水にうち合へる死者満ちてわがとこしへの川
竹山広の第一歌集「とこしへの川」の歌集名はこの一首からです。
昭和20年8月9日長崎の原爆投下の日、竹山は浦上の病院入院中にて被爆しました。竹山はかろうじて生き延び、昭和30年から原爆の悲惨さを歌に詠み継ぎました。基本31文字という制限の中、彼の短歌は現場を生々しく再現し、惨状を後世に伝えねばという気迫が読む側の心を揺さぶります。

血だるまとなりて縋りつく看護婦を曳きずり走る暗き廊下を

鼻梁剥がれし友もわが手に起き上がる街のほろびを見とどけむため

背なか一面皮膚はがれきし少年が失はず穿く新しき靴

まぶた閉ざしやりたる兄をかたはらに兄が残しし粥をすすりき

死肉にほふ兄のかたへを立ちくれば生きて苦しむものに朝明く

谷間の翳りに黒くよこたはり昨日は呼びき生きて呼びにき

橋下に死してひしめくひとりひとり面おこし見て打ち捨てゆきつ

若き母なほ生きてをりその子ふたり一碗の粥奪ひあらそふ

死の前の水わが手より飲みしこと飲ましめしことひとつかがやく

人に語ることならねども混葬の火中にひらきゆきしてのひら

この他にも、

水のへに到り得し手をうち重ねいづれが先に死にし母と子

という歌があります。歌人・元NHK短歌選者・松村正直氏(93年文学部ドイツ文学科卒)は、著書「戦争の歌」(笠間書院)で、この歌を以下のように解説しています。

 川べりに水を求めてやってきた母子なのだろう。手を重ね合わせるようにして亡くなっている死体である。その母と子のどちらが先に亡くなったのかと作者は考える、親にしてみれば子を残して先に死ぬのは辛いし、一方で先に子が逝くのを見るのも耐え難いことだ。
 既に二人ともなくなっているのであるから、どちらが先であったかを考えても仕方がないことではある。しかし、亡くなった人々の最後の姿を精一杯思い描くことによって、「死者七万人」といった数字でなく、一人一人の生命の姿が立ち上がってくるのである。

いかがでしたでしょうか。竹山広が自身の歌を通じ伝えたかった『忘れられてゆくあの日の死者たちへの鎮魂の祈り(とこしへの川・あとがきから)』を、少しでも共有できたらと思っております。

※竹山広(1920~2010)長崎県田平町生まれ。「心の花(佐佐木幸綱主宰)」所属。「斎藤茂吉短歌文学賞」、「現代短歌大賞」、勲四等瑞宝章など受賞受勲者。
※「戦争の歌」(松村正直著)日清・日露戦争から太平洋戦争までに詠まれた戦争にまつわる近代短歌のアンソロジー。
「たたかひは上海に起り居たりけり 鳳仙花紅く散りゐたりけり」斎藤茂吉
「大き骨は先生ならむそのそばに小さき頭の骨あつまれり」正田篠枝
などの歌と解説が収められています。

薔薇

[担当:アレクサンドリア]

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私のオススメレシピ 栗原はるみさんのレシピ本から

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私のオススメレシピ 栗原はるみさんのレシピ本から

  栗原はるみ
栗原はるみさんという大変有名なお料理家がいらっしゃいます。
代表作「ごちそうさまが、ききたくて」は1992年初版のロングセラーです。この本のお料理を端から端まで、その他の本のレシピも次から次へ作ったことがありました。今回は私の周りに評判の良い栗原さんのお料理レシピとその掲載本をご紹介いたします。
*レシピの詳細は本をご覧ください。

1.ビーフシチュー(「ごちそうさまが、ききたくて。」文化出版局)
ビーフシチューのレシピはこれに決めています。市販のデミグラスソースを使わない、という特徴があります。仕込みをして火にかけ、それで約二時間。簡単で豪華です。
2.なすのドライカレー(「もう一度、ごちそうさまが聞きたくて。」文化出版局)
夏休み、旬のナスやピーマンを使うこのレシピを何度も作りました。いわゆるジャガイモやニンジンを入れるカレーより格段に時短です。
3.豚肉のあんかけ焼きそば(「もう一度、ごちそうさまが聞きたくて。」文化出版局)
中華料理店で提供されるようなあんかけ焼きそばが自宅でできます。麺の焼き方に工夫があり、また小松菜を使うレシピですので、緑色野菜メニューとしてもすぐれていると思います。
4、ローストターキー(「もう一度、ごちそうさまが聞きたくて。」文化出版局)
ターキーや丸鶏を焼くとき、中身のいわゆるスタッフに迷われませんか?なかなか適当なレシピがなく困っていました。栗原さんのレシピは、ピラフを詰めています。本書ではタイ米を使用していますが、日本米をガーリックライスに炒めてでもOK。ちなみにこの本に書いていませんが、冷凍ターキーや冷凍丸鶏を解凍するとき、白ワインをふりかけローリエと冷蔵庫に一日置くとよいと思います。
このほかに、
「日曜日のお楽しみメニュー20」フジテレビジョン という本があります。
この本は、ちょっとしたおもてなしブランチのメニュー集です。
フォカッチャブランチ、そうめんブランチ、エスニックブランチ、ひと口カツブランチ、クスクスブランチ、ニョッキブランチなどがメイン、サイドディッシュやデザート込みの献立となって紹介されています。お気に入りのお料理を柔軟に組み合わせるのも楽しいですね、

注意‼ 栗原さんのゼリーレシピは出来上がりがゆるゆるです。ゆるゆるを目指すあまり、レシピのゼラチン量がぎりぎりで作りにくいです。そのゆるゆるを「ゼリーとして固まっていない」と嫌う人はいます。

コロナ禍でライフスタイルが変化する昨今、良きお料理本に出会い、普段馴染みのないお料理にトライするのも気分転換になるのでは。皆様のお気に入りのお料理本をお聞きしたいです。(担当 アレクサンドリア)

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「レスキューナースが教える プチプラ防災術」

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今回は、さつき会員の方からお寄せ頂いたおススメの本の情報です。

2021年3月11日は、東日本大震災から10年という節目の日でした。
いつ訪れるか分からない大災害に備えて、さつき会会員ゆっちょむさんから、次の本のご紹介がありました。


おススメの本

「レスキューナースが教える プチプラ防災術」辻直美 著(扶桑社)

「タイトルはプチプラとありますが、この本の真髄は、現場の情報にあると思っています。
筆者の辻直美さんは、阪神淡路大震災も2018年の大阪北部地震も経験された上、レスキューナースとしてあちこちの避難所に駆けつけている方なので、本当に役立つ、吟味された情報が載っています。
自分の家を地震に強くしたい方、非常用持ち出し袋に何を入れたらよいか迷っている方、避難所生活のイメージが湧かない方、必見です。」
(さつき会会員 ゆっちょむさんより)


阪神・淡路大震災で実家が全壊したことを機に災害救助に目覚めたレスキューナース、辻直美さんが実践する「お金をかけずに命を守る防災テクニック」について書かれた本です。
辻直美さん宅は2018年の大阪北部地震で震度6弱の直撃を受けましたが、この本にある対策をしていたおかげで無傷。一方、同じマンションの隣室の方は1か月以上も住めなくなる大被害が出てしまったそうです。
100円ショップで買えるもの、家にあるものをできる限り代用して、災害に強い家をどうしたら作れるか、非常用持ち出し袋に何を入れたらよいかなどが具体的に解説されています。
「プロでなければ無理なテクニック」や「特別な道具が必要なもの」はありません。
さらに地震だけでなく台風、ゲリラ豪雨、豪雪、水害についての対策も徹底的に解説されています。
この1冊を読めば、すぐに実践できる防災対策につながり、お金をかけずに命を守ることができるような気がします。

なお、「新型コロナウイルスの感染拡大による混乱も災害と捉えている」と語る辻さんに、「いざという時、その備えで大丈夫なのか?」というポイントを 、防災のプロとしての目線で教えてもらったという記事も、ぜひ目を通しておきたい興味深い内容です。
ストレスなく備えよう!国際災害レスキューナースが教える“プチプラ防災術” - フジテレビュー!!

(担当:Giglio)

関連情報
辻直美
吹田市民病院、聖路加国際病院で勤務後、英語やフランス語を マスターして国際災害レスキューナースとして活動している。 国境なき医師団や国際緊急援助隊医療チームにも所属。 東日本大震災や西日本豪雨などでの救助も行う。

辻直美 オフィシャルブログ
まぁるい抱っこ/プチプラ防災 
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☆読んでみて‼☆「短歌タイムカプセル」~さつき会ブログの担当者たちが選ぶ現代秀歌~

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☆☆読んでみて‼☆☆
「短歌タイムカプセル」書肆侃侃房出版
  ~さつき会ブログの担当者たちが選んだ現代秀歌をお届けします~
短歌タイムカプセル 短歌裏

「あかねさす紫草野(むらさきの)行き標野(しめの)行き野守は見ずや君が袖振る」(額田大王)は一千六百年間。
「あらざらむこの世のほかの思ひ出にいまひとたびの逢ふこともがな」(和泉式部)は一千年間。
私たちの心に息づき続ける歌があります。


明治時代、和歌は、正岡子規や与謝野鉄幹らにより「五七五七七」短歌へ変わり、
「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」(与謝野晶子)
など次々と名歌が生まれてきました。
この『短歌タイムカプセル』(書肆侃侃房ーしょしかんかんぼうー2018年初版東直子、佐藤弓生、千葉聡編著)には、これから一千年後の未来に届けたい現代歌人百十五人の各二十首が収められています。

短歌は短時間で読めます。わずか三十一文字の一行から、日常をワープし未知の世界に飛び込んでいくことができます。
一首一首と鑑賞するうちに、これまで取りこぼしてきた感情、苦悩や想いが蘇り、共感の中に昇華,解放されていく自分に気づかされていくのではないでしょうか


全国のさつき会ブログの担当者たちがさつき会ブログをお読みの皆様に本書で出会った作品から十六首をお届けします。

どうぞご自身の思いのまま自由に想像の翼を広げ歌の世界にはばたいてみてください。


☆☆全国のさつき会ブログの担当者たちが選ぶ十六首☆☆

* 君の眼に見られいるとき私(わたくし)はこまかき水の粒子と還る (安藤美保『水の粒子』1992)

* 老けてゆくわたしの頬をみてほしい夏の鳥影揺らぐさなかに (大森静佳 歌集未収録)

* どこかまで歩きつづける 今までにつないだ点を思い返して (加藤千恵 歌集未収録)

* さみしくてあたたかりきこの世にて会ひ得しことを幸せと思ふ (河野裕子『蝉声』2011)

* 水槽の亀のピカソがその主(ぬし)の進歩史観をしづかに笑ふ (坂井修一『亀のピカソ』2014)

* 晩年のあなたに窓をとりつけて日が暮れるまで磨いていたい (笹井宏之『ひとさらい』2008))

* 近う参れ近う参れと呼ぶゆゑに夜ごと<伊佐美>の瓶に近づく (高野公彦『甘雨』2006)

* 満員のスタジアムにてわれは思ふ三万といふ自殺者の数 (大松達知『アスタリスク』2009)

* ポケットの中身を出しぬそののちに君は私にコートを貸しぬ (永田紅『北部キャンパスの日々』2002)

* いさかひの声よりさびし弟と姉の口笛とほくに揃ふ  (花山多佳子『空合』1998)

* 踊り場の窓にしばらく感情を乾かしてよりくだりはじめつ (松村正直『やさしい鮫』2006)

* 花の奥にさらに花在りわたくしの奥にわれ無く白犬棲むを  (水原紫苑『あかるたへ』2004)

* くさはらに風きたりけり戦(そよ)ぐとは選(おのの)きながら戦うことか (村木道彦『存在の夏』2008)

* 靴紐を結ぶべく身を屈むれば全ての場所がスタートライン  (山田航『さよならバグ・チルドレン』2012)

* なめらかに石越えゆける春の水をこころ解かれてながく見てをり  (横山未来子『金の雨』2012)

* 秋の雲「ふわ」と数えることにする 一ふわ二ふわ三ふわの雲  (吉川宏志『曳舟』2006))

いかがでしたか。
素敵な歌の数々に皆様がまたどこかでめぐりあえますように。


(担当: アレクサンドリア)
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Author:johohasshin2020
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