さつき会ブログ

さつき会イベント委員の有志が会員の皆さんと一緒に様々な情報をお伝えしていきます。           (※ブログ内の関連情報は、興味をお持ちの方にさらに深く知って頂くためのものです。さつき会として販売促進するものではありませんのでご了解ください。)

私の一推し!つくば学園田園都市の魅力~その1

茨城県CM(4)

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『さつき会ブログ』はイベント委員会情報発信チームが更新していますが、東京在住のメンバーが多いため、どうしても東京周辺の情報に偏りがちです。そこで、東京以外にお住まいの会員にレポーター募集の呼びかけをお送りしました。
今回は、ご応募くださったレポーターさんからの投稿第一弾です。

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わたしの「とっておきの情報」ということで、
今住んでいる街、茨城県つくば市の良さについて語っていきたいと思います。

最終的な目標は、このブログを読んだ方のつくば市への移住、です!
(別件で、宝塚歌劇が大好きな人間でもあるので、
紙面の許可をいただけるのであれば、そのうち宝塚についても発信できれば…。笑)
20210609150941da1.jpeg つくば植物園

東京から移住し、あまりの魅力に、だれかに語りたくて仕方がない街、つくば。
つくばの魅力を目いっぱいプレゼンできるように、全力を尽くさせていただきます。

さてさて。
わたしはもともと大学卒業後都内に住んでいたのですが、出産を機に、保育園に入りやすい近隣の自治体への引っ越しを検討しました。

つくば駅は秋葉原駅からTX(つくばエクスプレス)で最短45分。
「近隣」というにはすこし遠すぎるかもしれません。
ただ、TX沿線を含めて、いくつか自治体を見学し、住環境・子育て環境・家賃の安さ・自治体政策etcetcを比較検討した結果、
東京からはすこし遠いですが、思いきってつくばへの移住を断行しました。

結果、最高。好きすぎてもはや「推し」といっても過言ではないかもしれません。
我が推し、つくば。
これから少しずつプレゼンできればと思いますが、思いつくかぎりの魅力を羅列すると、とりあえずこんな感じです↓

・自然のゆたかさ(空気がきれい!緑の生命力!そして広い!)
・住環境の充実っぷり(家賃が安い、保育園に入りやすい、生活に必要な施設が揃いぶみ)
・学園都市(筑波大学の存在感)
・研究施設の多さ(JAXAを筆頭に約50か所!)
・外国人(留学生・研究者)の多さ(駅前のカフェで談義するアジア系僧侶たちのインパクト)
・子育て世帯、学生、外国人といった住民の多様さ
・つくばグルメのレベルの高さ(何をたべても美味しい!素材のよさか、グルメな住民の多さか)
・美味しいパン屋の激戦区
・公園の多さ、充実っぷり(犬も歩けば公園にあたる。そして広い!)
・子どもが「在る」ことが当たり前の環境(子連れでいける外食先の多いこと)
・目をみはる市議選の選挙結果
 (余談:つくばと東大卒業生のちょっとした縁)

一方、デメリットとしては、
・東京からやや遠い(最短で45分)
・TXの運賃が高い
・車がないとちょっと不便
といったところでしょうか。

洞峰公園のバラ園(真ん中でしゃがんでいるのは息子です) 洞峰公園のバラ園(真ん中でしゃがんでいるのは息子です)

つくばの良さをあえてひとことに収斂するならば、「知と日常の共存」かもしれません。
そのあまりの魅力に、この前はじめて参加したさつき会のオンラインミーティングでは、
自分のキャリアや子育ての話題そっちのけで「つくばの魅力を語る人」という謎ポジを獲得しました。
初対面なのに謎のプレゼンを興味をもって聞いてくださった皆さまのふところの広さ、さすがでした。

今回はさつき会ブログという素敵な機会をいただけたので、
これから皆さまにゆっくり、つくばの魅力をお伝えできればとおもいます。
そしてゆくゆくは移住先の候補として皆さまの頭によぎらんことを。

どうか気長にお付き合いくださいませ。

(レポーター若山彩見:茨城県在住)


個性溢れる意外な穴場~國學院大學と東京農業大学の博物館~

博物館めぐりCM(3)

個性溢れる意外な穴場
~國學院大學と東京農業大学の博物館~


東京大学をはじめ大学によっては付設の博物館があります。今回は緊急事態宣言延長中ということもあり、人込みを避け自宅近くの大学博物館二ヶ所を訪ねました。

☆國學院大學博物館☆
国学院大学

國學院大學は、国学研究機関の組織化を目的とした皇典講究所を起源としています。神職や国語科教員を多数輩出していることで知られ、渋谷区東、閑静な文教地区にあります。
現在併設の博物館では、「特別列品」として熊野縁起や石清水八幡宮縁起など江戸時代の絵巻物を展示していました。保存状態もよく、挿絵の色彩やその精緻さを美しいと思いました。

今回残念ながらかなりの展示物が写真撮影不可のためその魅力をお伝え出来ません、ご了承ください。

常設展示は、校史、考古、神道の3つのゾーンからなります。
ⅰ)校史
皇典講究所時代の資料、著名な民俗学者・故折口信夫氏の古代学の資料や氏の叢隠居所の復元などが展示されています。皇典講究所に尽力された有栖川熾仁宮家ゆかりの品々など他ではなかなか見られないのではないでしょうか。
ⅱ)古代
数年前に初めてこの博物館を訪ねた時、展示物の数とその質の高さに驚き感心しました。旧石器時代だけでも、伊見山遺跡、国分台遺跡、北海道などの出土品があります。縄文土器、弥生土器、古墳時代の装身具など、考古学ファンにはかなりご満足いただけるのではと思います。

埴輪正し
縄文土器
サイズ修正埴輪馬
火炎土器修正 銅鐸184
銅剣
装飾品2古代装飾品
中国鑑0前・後漢時代の鏡

伊豆嶋これは、684年日本書紀天武天皇の時代、伊豆嶋噴火の鎮静を祈った祭祀祭具など貴重な資料の展示です。

ⅲ)神道
宮中や伊勢神宮、賀茂御祖神社、吉田神道などの祭祀祭具を展示しています。

博物館は入場無料、開館時間につきましてはあらかじめご確認ください。


☆東京農業大学「食と農」の博物館☆
農大博物館

榎本武揚創設「東京農業大学」は、日本の農業実学教育を支える大学として、最近はアニメ「もやしもん」の舞台としても知られ、世田谷区にある馬事公苑のすぐ真向いにあります。
併設の「食と農」の博物館を訪ねました。(尚、この博物館は、専攻によって興味の対象が異なるという印象を抱きました。筆者は文系です、ご案内に偏りがあることをご了承ください。)
入口付近では、クリオネがお出迎えしてくれました。
博物館は、常設展示のほかに、9月5日までは「両極の馬具」という特別展を開催しています。螺鈿や蒔絵の馬具、馬上杯や馬柄杓、馬わらじなど「馬のあしらい」から権威の象徴と実用の両極にある日本の馬文化に触れることができました。
蔵
馬上杯馬上杯など
ウマ草履馬草履


農大酒
ここからは、常設展示です。
二階の卒業生蔵元コーナーでは、「越乃寒梅」、「八海山」や「十四代」など100種類以上が展示されていました。卒業生が全国で蔵元をしているようです。


今回私にとって一番の収穫は、酒のある風景のコーナーでした。
このコーナーにはひょうたんなどの酒器コレクションのほか、喜多川歌麿は美人画「教訓 親の目鑑 莫連(ばくれん)」他数点、や河鍋暁斎「酒興教訓草」、歌川国芳、月岡芳年らの酒にまつわる浮世絵の展示があり、個性豊かな作品を鑑賞することができました。

河鍋
河鍋暁斎「酒興教訓草」

国芳
歌川国芳「七福神豊年遊」

莫連直し喜多川歌麿「教訓親の目鏡 莫連」
※「教訓 親の目鑑」、喜多川歌麿特有の上半身美人画に、儒教的封建的文章を添えたシリーズ作品です。この「莫連(ばくれん)」では、おてんば娘が、左手にゆで蟹を持ちギヤマン(グラス)を傾ける姿が描かれています。掲載写真では実物の質の高さが伝えられず残念です。

併設の「バイオリウム」は小規模ながら、動物園、植物園、水族館というくくりを取り払った空間です。
温室修正2


マダガスカル産のレムール類やケツメリクガメなどが飼育され、サボテンや多肉植物などのほか、シャンプーの木(ウンカリーナ、水に浸した葉からとろりと出てくる粘液がシャンプーの代わりになる)やバウバウの木など植物観察もできます。
バウバウ シャンプーの木
バウバウの木    シャンプーの木

動物修正ワオレムール
グレークロレムール
亀修正ツメリクガメ

入館するときには気が付きませんでしたが、エントランス前の鳥小屋では、日本三大長鳴き鶏の「東天紅」が美声を披露していました。
東天紅1東天紅
博物館は入場無料、開館時間につきましてはあらかじめご確認ください。

関連情報: 國學院博物館 東京農業大学「食と農の博物館」



(担当: アレクサンドリア)

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仁和寺の法師が目指した石清水八幡宮

京都府CM(2)

『徒然草』の仁和寺の法師の話を覚えている方も多いのではないでしょうか。
仁和寺の法師が長年お参りしたいと考えていたのが、京都府八幡市にある石清水八幡宮です。石清水八幡宮は、清和天皇の時代(859年)に起源を持ち、大分県の宇佐神宮、福岡県の筥崎宮(または神奈川県の鶴岡八幡宮)とともに日本三大八幡宮の一つに数えられる由緒正しい八幡宮です。交通の便もよく、軽いハイキングにもぴったりです。

本殿と間違えられた高良神社
京都駅から近鉄京都線と京阪本線を乗り継ぐと、約30分で石清水八幡宮駅に到着します。駅を降りて左手に数分歩いた先に、仁和寺の法師が石清水八幡宮の本殿と間違えてお参りした高良(こうら)神社があります。山上の本殿に比べるとこじんまりしていますが、緑に包まれ、独特の味わいのある神社です。
本殿と間違えられた高良神社

ケーブルでわずか3分で山上へ
高良神社から表参道を通り、徒歩40分ほどで本殿に到着します。石清水八幡宮駅から、降りて右手すぐに、15分間隔で運行されている石清水八幡宮参道ケーブルもあります。ケーブルに乗ると、わずか3分でケーブル八幡宮山上駅に到着します。
景色を楽しめるケーブル

三河川の合流域を望める展望台
本殿に参拝する前にぜひ立ち寄っていただきたいのが、男山展望台です。桂川・宇治川・木津川の三川合流域とともに、左手には天王山、右手には京都の大文字山や比叡山にまで広がる景色が見渡せます。テーブルや椅子があるので、ここでランチを取るのもお勧めです。
IMG_1532 (2)

見どころ満載の本殿
展望台から徒歩約5分で石清水八幡宮の本殿に到着します。前後二棟(内殿・外殿)からなる八幡造りの社殿建築は稀少で、桧皮葺屋根の軒が接するところに織田信長寄進の「黄金の樋」が架けられています。徳川三代将軍家光によって修造され、その後も修理を重ねられてきた社殿は、平成28(2016)年に本社10棟と附(つけたり)棟札3枚が国宝に指定されています。社殿の建造物全てが丹漆塗で、鳩の錺金具(かざりかなぐ)や龍虎の欄間彫刻など150点以上もの極彩色彫刻が施されています。一円硬貨の表面に描かれている神木「おがたまの木」や、「鬼門」(東北の方角)を封じるために石垣を斜めに切り取った本殿の造りなども見どころです。仁和寺の法師もこの本殿を見られたらよかったのに、と気の毒な気持ちになります。
IMG_1543 (5) 前後二棟からなる社殿 鳩の錺金具と龍虎の欄間彫刻 一円玉に描かれている神木おがたまの木 鬼門封じのために斜めに切り取った石垣

エジソンと八幡の竹
石清水八幡宮で忘れてはいけないのが、エジソンと竹です。トーマス・エジソンは、白熱電球の点灯時間を延ばすために、ありとあらゆる材料を使って実験を繰り返していました。そんな時、研究室にあった扇に使われていた竹を使って実験すると、思いのほか良い結果を得ることができたため、世界各国に最良の竹を求めることになりました。エジソンの弟子が持ち帰った八幡市の竹は、1,000時間以上も明かりを灯し続け、以来、八幡市の竹を使って、何百万個の馬蹄形フィラメントの白熱電球が作られたそうです。この実用化を記念して、石清水八幡宮の本殿近くにエジソン記念碑が建立されています。IMG_1559 (2) エジソンに選ばれた八幡の竹

和菓子もどうぞ
石清水八幡宮のお土産に、和菓子はいかがでしょう。石清水八幡宮駅や高良神社の近くには、三軒の和菓子屋さんがあります。一番駅から遠く、徒歩約10分のところにある「志ばん宗(じばんそう)」。ういろ(ういろう)が有名なようですが、私が12時頃に訪れた時は、ショーケース内の生菓子は全て売り切れ。棚の上には、予約注文の紙包みや紙袋がたくさん並んでおり、予約した方が確実のようです。「みさき堂」は、駅から徒歩7分。全て手作りの素朴な味わいで、1個130円の六角焼が特に美味しかったです。駅と高良神社の間にある「やわた走井餅老舗」の走井餅も、もっちり柔らかです。
IMG_1512.jpg みさき堂の六角焼 喫茶もできる走井餅老舗

京都観光の際には、ぜひ石清水八幡宮に足を延ばしてみてください。
(担当 ゆっちょむ)


関連情報
石清水八幡宮 石清水八幡宮参道ケーブル やわた走井餅老舗

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